馬糞ヶ岳 2015.5.17

ばふんがたけ・985.2m(山口県周南市)



丹沢山
林道より馬糞ヶ岳を望む

歩行距離 4.9km
所要時間 3時間25分
累積標高差 (+) 530m  (-) 530m
コース 登山道入口10:05 → 札ヶ峠10:25 →分岐11:25 → 馬糞ヶ岳11:35  → 分岐
→ 札ヶ峠(林道経由)→ 登山道入口13:30



周南市鹿野にある馬糞ヶ岳に登る。「山口県の山・山渓社」によれば馬糞ヶ岳という特徴的な名前の由来は、「山に馬糞の形をしたキノコが生えている」「山が平家の残党三百騎の糞でいっぱいになった」などという説があったというが、山容が馬糞の形に似ているので鹿野町側でつけた名前ということだ。

朝いつもよりゆっくりと萩の自宅を出発、鹿野の街を過ぎたところで、カーナビを馬糞ヶ岳の登山口のある水無橋にセットする。農村部の狭い道を左に右に曲がり登山口を目指す。カーナビが無ければ到底たどり着けそうにない。カーブの多い比較的広い林道に入る。氷見神社入口の処で道は大きく右にカーブし、更に曲がりくねった道を進み、両側にガードレールのある水無橋に達する。橋のところは車が数台置けそうな駐車スペースがある。

水無橋の目の前に馬糞ヶ岳の標識があり、少し荒れた登山口に入っていく。山深く熊がでそうで少し気味が悪い。鈴を大きく鳴らす。道の傍右には沢が流れ心地よいせせらぎを聞きながら歩く。沢を横切り急坂を上っていくと石柱のある鞍部の札ヶ峠に達する。石柱を左に折れ真っ直ぐな左側が杉の森、右側が自然林の森の尾根道を登っていく。やがて道は直登の急登になり息を切らす。急登を登り切ると道はなだらかな両側が笹の道になる。周囲はすべて自然林の森になり新緑が美しい。大岩があるトラバースの道になり再び急登を登っていく。道は笹の勢いが増すなだらかな道になり、更に進むと小さい標識のある分岐点に達する。左に行けば長野山に続く縦走路になっている。右に折れ馬糞ヶ岳山頂に向かう。しばらく歩くと前方の視界が開け三角点のある馬糞ヶ岳山頂に達する。こじんまりした山頂からは、南側の視界が開けているが展望はわずかで少し期待外れであった・・・。周囲の木々が育ってきたせいだろう。熊の出没に怯えながら山頂の隅に腰をおろし、セブンイレブンの弁当とチキンラーメンを作って食べる。少し量が多かった。

昼メシの後下山を始める。下山途中今日初めてとなる4名の中高年グループとすれ違う。馬糞ヶ岳は中国百名山のひとつであるのでもう少し登山者がいてもよさそうだが・・・。下山途中道のそばにギンリョウソウを見つける。実際に見るのは初めてで少し感激する。往路と同じ道を下るつもりであったが、石柱の通過を気づかずに札ヶ峠から別の道を下っていることに気付く。道があるのでそのまま下っていく。やがて道が消え少し藪漕ぎをして更に下ると、舗装度の林道終点に出る。地図を見るとここは車で上ってきた林道の終点であった。長い林道を下っていく。どこか下関市豊北の白滝山と似た山の雰囲気がある。舗装道をしばら下り、水無橋に無事帰着する。そばに久留米ナンバーの一台のRV車が止まっている。下山中にすれ違った登山者の車のようだ。今から萩に帰る。今日もいい汗をかいた。




丹沢山
登山口前に車を置く

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登山口に入る
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樹林帯のジグザグの登山道を行く↑
マムシグサ→
・・・→
丹沢山
・・・
丹沢山
・・・
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札ヶ峠に達する

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山頂を目指す
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真っ直ぐな稜線の急登を登る
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左は杉、右は自然林の森
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深い森↑
丹沢山
・・・

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分岐を左に行けば長野山に続く・馬糞ヶ岳山頂まであと10分
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馬糞ヶ岳山頂に達する・展望はわずか

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山頂で昼メシを食べる・少し量が多すぎた・・・

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馬糞ヶ岳山頂からの展望
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馬糞ヶ岳山頂(985.2m)
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初めてギンリョウソウを見つける
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ギンリョウソウ
丹沢山
ギンリョウソウ



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